モザイクを巡る旅
ITALY イタリア
Otranto
「イタリアのかかと部分、プーリア州。アドリア海側の小さな港町、オートラン
トのカテドラルです。外観は真っ白な壁に大きなバラ窓が美しく、南イタリアの
青い空との対比が本当にきれいでした。
カテドラル内部の床の大きなモザイクは、12世紀にパンタレオーネという修道
士が制作したということです。今まで見たモザイクはビザンチンのきらびやかな
ガラスモザイクや、大理石を使って、人々や生き物を生き生きと表現したローマ
モザイクが多かったのですが、このオートラントのモザイクはどちらでもない、
独特なものでした。
この地域周辺で採れる石灰岩を使っているので色合いや質感は素朴な印象。でも
モザイク職人ではなく一修道士が制作したからか、陰影のないフラットで大胆な
表現。描かれた人物や動物の表情も面白みがあって、ポップアートのようにも感
じられ・・・。自然な素材感と奔放で創作的な表現のコントラストが印象的な、
素敵なモザイクでした!」
(写真&文 アトリエ葛西 生徒 Sさん)
Studio Mosaico

